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2012/11/15thu.
【第37回】需給崩壊!レジは本当に安定アセットと言えるのか?!~単身者向け物件の供給過剰が引き起こすマーケットクライシス
講師:
株式会社タス 藤井 和之 氏
 
第37回不動産金融塾は、株式会社タス 主任研究員 藤井和之(ふじい・かずゆき)氏をお招きして、「需給崩壊!レジは本当に安定アセットと言えるのか?~単身者向け物件の供給過剰が引き起こすマーケットクライシス」というテーマでお話いただきます。

株式会社タスは、トヨタ自動車のIT関連企業で、インターネットによる「不動産評価」、及び「不動産情報サービス」等を提供しており、『間取り別』の賃貸住宅マーケット分析に定評があります。)

レジはボラティリティの少ない安定アセットとして根強い人気を誇っています。

J-REIT、私募ファンド、個人投資家を問わずレジへの投資であれば金融機関の融資がほぼ間違いなくつきます。

しかしながら、レジは果たして安定アセットなのでしょうか?

独自の指標とデータに基いた『間取り分析』というユニークな手法で、需給の問題点を明らかにしレジマーケットに潜むリスクを解説していただきます。

■セミナー概略
1.首都圏賃貸住宅マーケット10年の動き:『間取り別』需要と供給
 (1)つくられ過ぎた単身者向け住宅
 (2)軽んじられたファミリー向け住宅
 (3)ハイリターン物件を求めた不動産投資ブーム
 (4)リーマンショック、大震災によるマーケット変化
2.2013年賃貸住宅市場分析
 (1)空室率と賃料の意外な関係
 (2)需給は完全に崩壊
3.近未来予測~単身者向け物件の供給過剰が引き起こすマーケットクライシス

■講師メッセージ
賃料が安定していること、テナントが分散していること等から、一般には、レジ物件は収益変動のボラティリティが低く、安定したアセットであると認識されています。

しかし指標整備が遅れており、マーケットの全体像が不明瞭のため、ミクロなマーケットでの投資判断が繰り返されてきた結果、既に単身者向け物件は需給バランスが崩れ、ハイリスクとなっています。

本セミナーでは独自に開発した指標、蓄積したデータを用いた『間取り分析』というユニークな手法で、需給の現実を明らかにし、レジ物件マーケットについて、警鐘を鳴らしたいと思います。

>>2012年最後の不動産金融塾となります。特別企画として豪華賞品を抽選でプレゼントいたします。今回は少し早いですが忘年会を兼ねたいと思います。奮ってご参加ください。
藤井 和之 氏
ふじい・かずゆき
株式会社タス

主任研究員
1987年 東京電機大学大学院 理工学研究科 修士課程修了。清水建設株式会社入社。投資開発本部時代にARGUSユーザーとなり日本語化のきっかけを作る。2005年Realm Business Solutions(現ARGUS Software)に転職、不動産証券化協会認定マスター向け研修「実践不動産DCF研修」のカリキュラムを作成、初代講師を務めた。その後、日本レップ(現Goodman Japan)を経て2009年より現職。
レジ物件の投資分析に用いることができる指標が少なく苦労した経験から、これまで存在していなかったレジ物件の空室率や募集期間、更新確率等の時系列指標を開発。それらの指標と公的統計を用いたレジ物件マーケットの研究を行い、成果をシンガポールで開催されたアジア不動産学会(The 2012 AsRES - AREUEA Joint International Conference)で発表。また、タスが毎月発行している賃貸住宅市場レポート(首都圏版、関西圏版)を執筆している他、セミナーの講師も務める。不動産証券化協会認定マスター、MRICS(英国王立チャータード・サーベイヤーズ協会メンバー)、宅地建物取引主任者。

開催日時:
2012年11月15日(木)19:00-22:00(講演90分、懇親会90分)
開催場所:
Cafe & Dining SCENE(シーン) 東京都港区赤坂1-6-8 井上赤坂ビル1F
※参加人数により会場が変更となる場合がありますのでご了承願います。
定  員:
50名程度
参 加 費:
男性8,000円
女性6,000円
(懇親会の費用を含む。本格イタリアン料理をお楽しみいただけます)

【お知らせ】
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