志望動機は奥が深い
(2011.10.07)
転職の際に大切なことのひとつが「志望動機」です。

しかし、これをはっきりと言える人は意外と多くありません。

大手企業の採用担当者が嘆いていました。

志望理由を聞かれて、答えられない候補者が多すぎると。

確かに誰しもが憧れる大手企業に応募する際は、ダメ元で挑戦するケースも多く候補者の気持ちもわからないではありません。

本音は「会社のネームバリューと好待遇」という方がほとんどでしょう。

しかし、それを口にして採用面接に合格できるわけがありません。

プロポーズした女性に「なぜ私と結婚したいの?」と聞かれて、「顔と身体が魅力的だから」と答えるようなものです。

志望動機を考える際に注意をしなければならないことがあります。

相手(応募企業)のことを研究して、財務体質、風通しの良さ、組織力の強さなど相手の良い点をいくらあげつらっても駄目だということです。

先ほどのプロポーズを例にとれば、「目がかわいい、手がきれい、歯並びがいい、声が美しい。だから結婚してください」と言っているようなものです。

志望動機を考える上で、本質的に大切なことは、自分のビジョンとバリュー(価値観)をしっかりと持つことです。

そして、そのビジョンとバリューに御社が合致しているというのが志望理由であるべきなのです。

いわゆる「なりたい自分」は何なのか?ということが重要であり、今受けようとしている会社は、「なりたい自分」に近づくための環境を与えてくれるのかどうなのかという視点で会社選び、仕事選びをするという姿勢が大切で、その姿勢の有無が、志望動機に端的に表れます。

大志はいくつになっても抱き続けなければいけないのです。

※代表 梅小路学の2011年10月7日付ブログより転載