第32回不動産金融塾は、
サヴィルズ本社(英国) ディレクター 中島重喜 氏をお招きして、「英国から学ぶべきこと~英国不動産投資マーケットの最前線から」というテーマでお話いただきます。
不動産金融塾初の海外ゲスト講演となります。
まだまだ成熟しているとは言い難い日本の不動産投資マーケットが学ぶべきポイントが、不動産投資先進国である英国にはたくさんあります。
25年以上英国不動産マーケットの最前線でご活躍されてきた中島重喜氏を英国からお招きして、英国の不動産投資事情と日本への応用可能性、欧州金融危機の現状と展望などについてわかりやく解説していただくまたとない機会です。
■セミナー概略
・英国の不動産投資事情(国内国外)
・英国の不動産の特徴
・日本の不動産市場との比較
・欧州金融危機関連
・英国から学ぶべきこと、日本の方が優れていること
・質疑応答
■講師メッセージ
英国の不動産市場は世界で最も成熟していると思われます。
特徴としては完成したリース、完成した不動産管理、鑑定精度の高さ、進んだ投資開発分析手法、優秀な弁護士、会計士、エイジェントなどの専門家集団の存在、進んだファイナンスや保険があげられます。
このようなものが利益相反を配慮した市場の中でうまく融合し流動性が最も高いといわれる不動産市場を作り出しています。
海外からの国内不動産投資を促進したい意向があるとすれば、その工夫や仕組みが英国不動産市場にたくさん包含されています。
英国の資産は本当の民主主義と自由経済市場です。そして利益相反がその基本となっています。
基本的な考え方に妥当性が無いと、全ての計画は砂上の楼閣になり機能しないことを認識すべきです。