第36回不動産金融塾は、
シービーアールイー株式会社 CBREコンサルティング シニアディレクター 前澤 威夫(まえざわ・たけお)氏をお招きして、「賃料反転前夜の東京オフィスマーケット ~2012年の大量供給でも空室率は好転?」というテーマでお話いただきます。
ファンドバブル崩壊後、日本経済衰退の象徴的現象として、オフィスマーケットは過去類を見ない賃料下落、空室率の上昇に悩まされ続けてきました。
そして2012年、新築ラッシュによる床の大量供給問題。
しかし一方で、賃料が底打ちし、空室率が好転し始めているという兆候も見え隠れするという微妙な状況にあります。
今オフィスマーケットに何が起き、今後オフィスマーケットはどうなっていくのか?
オフィスマーケットリサーチの第一人者 前澤威夫氏に、オフィスマーケットの現状、今後の見通しについて最新のマーケットデータを基にお話していただきます。
■セミナー概略
1.後退局面とも見える需給バランスの悪化
2.大量の新規供給と需要伸張の綱引き
3.新規賃料は本当に底打ちなのか?
4.属性別・エリア別回復傾向の差異
5.マクロマーケットの今後の見通し
■講師メッセージ
30万坪近い供給が行われる東京オフィスマーケットにおいて需要は供給に追いつくのか、それは何時になるのかと言った視点で考えてみたいと思います。